こんにちは!パジュ・ブレーンの草間です。
ブログでは、メルマガで発行している内容より更に詳しく説明して参ります。
メルマガで前回より連載<6回>を始めた「ネットショップの商品ページに必要な要素と重要性」の今回は2回目の配信になります。
2回目のテーマ『 商品タイトル 』について、私なりの経験と考えを交えてお伝え致します。
インターネット特有の購買行動
まず、ネットショップは通常の実店舗と違いインターネット上にてユーザーが商品を探して購入する形態をとっており、必然的に実店舗と購買行動の流れが異なります。
その流れを簡単に下に表すと、
- ユーザーが商品をイメージしてキーワードを入力する
↓ - 多数ある検索結果の中から気になるページを探す
↓ - タイトルなどを読み、気になったページをクリックする
↓ - 商品ページの内容を見ながら購入を検討する
上の流れで”商品(探したいモノ、コト)”を探すことを「※1 キーワード検索」と言い、最もポピュラーな検索の方法になります。
※ショップをお気に入りに登録していたり、モールなどの専用アプリを用いての購入(アプリ内に入ってしまえば、結果的に検索しますが)メルマガから商品ページへの遷移、SNSの投稿から商品ページをクリックなどは別です。
「 本屋 」を例えにして、更に説明していきます。
- ユーザーが欲しい本や気になる本、またはぶらっとお店に立ち寄る
<検索>
↓ - 沢山、本が並んでいる(店頭、平積み、書棚)、陳列されてる状態
<検索結果>
↓ - ユーザーが”欲しい、気になる”を基準に本を探して手に取る
<ページをクリック>
↓ - 本の内容を見ながら購入を検討する
<購入検討、カゴ入れ>
皆さんなら、どのような点を基準にして本(ページ)を探しますか?
一冊の本を手にするその瞬間、何を基準にして選んだのか?
たいていの方は、目に入った商品のタイトル、もしくは表紙の写真やイラスト、デザインが目に入り、表紙に書かれている内容を大まかに認知して、それで気になって本を取るのでのではないでしょうか?
本屋で本を探す行為は実際に目の前で起きていることなので、直接視覚的に探したいものや気になるものを認識しやすいのですが、一般的なインターネット検索(※1 キーワード検索)で情報を探している場合、検索結果に表れる「タイトル」と「※2 100字前後の文章」でしか商品ページの内容を把握することができません。ですので、ユーザーが商品ページをクリックするかどうかは「タイトル」に含まれる文面に影響を受けます。
先程の”流れ”や”本屋の例”から考えるとタイトルがいかに重要かよくわかります。
まだ自店で購入経験のない見込み客を獲得するには、タイトルにつける文章が非常に重要であり、どんな文章をいれるかによって興味が引けるか、それともクリックされずにページすらも見られずに終わるのかが決まります。
タイトルには「商品名」に+αを!
では、タイトルにどういった内容を記載するとよいでしょうか。
「商品名」を載せるのは一般的ですが、それだけでは足りません。
ユーザーの関心を引くことが即ちクリックしてページへの訪問に繋がる商品名は、その文面を見てユーザーが商品に対するイメージを想像しやすくするため「商品名」だけでなく、「商品の特長」といった付加文を加えて作成します。
例えば、「米のうま味と香り」が特長の日本酒であれば「旨みと芳醇な香りが余韻をのこす純米吟醸”○○”」といった商品タイトルにします。
また「商品の特長」には、ユーザーが検索時に入力するであろうと思われるキーワードを考えてタイトルに入れます。
加えて、タイトルには以下の3点を意識しながら作ります。
- 「検索キーワード」が重複しないよう自然な文章体を作る
- 商品が気になるような「キャッチコピー」を入れる
- ユーザーも知らないような情報は入れない!商品によっては「コード」も入れない!
この3点を意識して作成することにより、ただ商品名を入れたタイトルよりもユーザーの関心を引くことができると思います。
最後にタイトルは、商品ページ作成においても最も大事な点となります。
ユーザーが商品を検索すると無数の検索結果(単一のキーワードであれば、ざっくり10万ページ以上)が出てきますが、その数あるページの中から選ばれるのは、ほんのごく一部です。
また、その中でタイトルが魅力的でなければ、クリックされずに見られなくなり、即ち「商品が売れない!」に繋がるのでネットショップとして機能しないのです。
それだけ、大事な「 タイトル 」は一般的なWebサイトにおいても同じことが言えます。
今後、ネットショップを始めるにしても、一般的なWebサイトを更新するにしても以上のことを意識しながら取り組んでいただけるとより一層ユーザーに見られるようになることでしょう。
次回3回目のテーマは『 商品キャッチコピー 』です!
引き続き、お楽しみにお待ちください★
■今後、仕事・業務としてでなく、個人でもネットショップを初めて見たいと思った方や以前から興味をお持ちの方は、ぜひともご連絡ください!最近では、初めての方でもサービスが豊富になり非常に出店しやすくなっております!!※すでに今までご連絡頂いた方も改めてご連絡お待ちしております(‘◇’)ゞ